歯周病治療

悪くなる前に予防し悪くなったら専門的な歯周病治療を

歯周病は、歯を支えている周りの組織(歯肉 や歯根膜、歯槽骨)が歯周病菌によって破壊 されていく感染症です。治療しないで放って おくと徐々に噛めなくなり、最後には歯が抜け てしまうとても怖い病気で、30歳以上の多くの 人が歯周病にかかっています。 初期段階では痛みなどの自覚症状がほとんどないので、気付かないうちに 手遅れになってしまうことも少なくありません。早期発見のためにも定期健診 を行いましょう。

病気の進行を把握しよう「歯周病の進行段階」について

軽度歯周炎: 危険度★★

軽度の歯周炎は歯茎が少し赤みを帯び腫れた状態になります。軽度歯周炎の場合の目安は歯周ポケットが3~4mm程度と言われています。

この段階での治療法は、プラークや歯垢をスケーリングなどで取り除き、正しいブラッシングを毎日することです。

 

 

 

中度歯周炎: 危険度★★★

中程度の歯周炎になると、口臭がおこり、歯茎が化膿します。ブラッシングをした際に膿がでることもあります。歯周ポケットは4~5mm程度です。この段階での治療法はスケーリングやレーザー治療器などを使用して治療をしますが、歯周ポケットが5 mm以上深くなるとフラップ手術をする場合があります。

フラップ手術は局所麻酔後、歯茎を切開し、隠れているプラークや歯石を取り除き、歯周病の進行を止める手術を行うことがあります。

 

 

 

重度歯周炎: 危険度★★★★★

重度の歯周炎になると、歯がグラグラして、歯と接している歯茎がさらに腫れ、化膿が進みます。歯と歯の間が広がり、歯茎が下がって、歯が長く見えます。

この段階の治療法は再生療法を用いて歯周組織の再生をはかるかことが多いです。しかし、ここまで進行すると抜歯になる可能性が高くなります。

 

 

 

歯周病になっている?「歯周病のチェック」

毎日の歯磨きで出血はしていませんか?

 

歯茎が赤く腫れていたり、なんとなくしまりがなく、ブクブクゆるんでいる感じがしませんか?

 

口臭が続いていていませんか?
口臭が続いたいたら要注意!本人は気付きにくいものですから家族などが知らせてあげましょう。

 

なんとなく、どこというわけではないけど、痛い・かゆい・不快だと感じたら要チェック。

 

※以上の4つの項目に1つでも当てはまるようでしたら、歯科医院へご相談下さい。